DMMと呼ばれる会社名を耳にしたことはありますか?最近ではCMなどで流れているので、DMMと言う言葉だけが耳に残っている人も少なくは無いかと想像します。
DMMはビットコインを取り扱っている会社です。
仮想通貨とも呼ばれる新しい通貨の形態「ビットコイン」とは一体どのような存在のモノなのでしょうか。
ゲーム上の通貨?ニセモノ??
こんな疑問を感じている人も多いはずです。 ビットコインのことを何も知らない人にも、分かりやすく説明していきたいと思います。
Contents
仮想通貨にはどのような物がある?
ビットコイン、イーサリアム、リップルなど主要な物だけでも約20種類あります。
その他にマイナーな仮想通貨なども含めると全部で約1,000種類以上にもなると言われています。
この中で最も重要なのは断然ビットコインです。
このビットコインは全ての仮想通貨の始まりとなった物で、ビットコインは未だに全ての仮想通貨の約60%をも占めています。
すなわちビットコインを知ることは、仮想通貨の基本を知る事になるのです!
普段私たちが使っているお金って何?
そもそも普段使っているお金とはどのような物なのでしょうか。
お金とは国が公式に発行している物でその国の中で買い物をする時などは、基本的に使用することが出来ます。店側は事前に特別な約束をしていない限りお金を受け取って決済しなければなりません。この性質のことを強制通用力(きょうせいつうようりょく)と言って法律でもそのように書かれています。
私たちが普段使っているお金は必要数に応じて国が発行数を増やしたり流通量を減らしたりすることが出来ます。
つまりお金は国によって完全に管理されている存在なのです。
ビットコインの性質
お札や硬貨と言った実際のお金に近いと言うよりは、「金」や「銀」などの鉱物資源に近いものだとイメージすると良いでしょう。
法律上もお金ではなく、資産として定められています。
ビットコインはビックカメラなどでは既に支払い手段として取り扱っている店もありますが、それはあくまでも店側がビットコインを許可しているケースです。
ビットコインとお金の大きな違いは、発行量を国が自由に決める事ができるお金とは違い、発行数量に限りがあると言う事です。
このことがビットコインが「ゴールド」に近い存在だと言われている要因です。
ビットコインは開発された当初から総発行数量が2,100万枚ビットコインと決められていました。
鉱物資源であるゴールドも存在する量は地球に埋まっているだけで、その資源に限りがあります。
ビットコインもゴールドも数が決まっていることから希少性があると言う点で一致しています。
ビットコインの具体的なシステムとは?
ビットコインはその機能性こそが価値の源となっています。
ビットコインを始めとする仮想通貨はデジタル通貨や暗号資産と呼ばれることも多いのですが、その名の通りインターネット上のみ存在するものです。実物のコインが存在する訳ではありません。
インターネットに繋がってさえいれば、世界中のいつでもどこからでも誰にでも格安で受け渡しが出来ます。
それでは銀行のアプリやシステムなどを使うのと一緒では?と思う人もいるかもしれませんが、
ネットバンキングなどは銀行の手数料がかかります。ましてや海外送金などをすると高い手数料が掛かってしまいます。更に、何日も待つ必要もあります。
銀行振込は本人確認の上に作成された口座にお金が入っていて、取引された情報が全て銀行のサーバーに記録されています。
例えばAさんからBさんに1万円振込した場合、「Aさん-10,000円」、「Bさん+10,000円」と銀行のサーバーにその記録が書き加えられる仕組みです。
これらの取引は銀行の管理下で行われている物で、ある意味私たち利用者がその銀行を全面的に信頼し切った状態な上で成り立っています。
一方のビットコインはこのような取引はシステムによって成り立っています。
同じようにAさんがBさんに1ビットコイン送る場合、Aさんの端末からビットコインのシステム(DMMなどを利用して)に入り、Aさんだけが持っている鍵を使い送金依頼を掛けます。
ビットコインのネットワークを通してこの取引が共有されます。ビットコインのシステムは参加している人全員で共有&同期しているのが特徴でAさんの送金依頼は瞬く間に全てのシステムに送られチェック&記録されます。
ビットコインはハッキングされない
国や銀行のように中央管理者がいない状態でシステム全体、全員が管理者となっています。
このシステムその物もオープンになっていて不正がないかのチェックを誰でも出来る状態になっています。ビットコインのシステムはハッキングに強いとされていますが、これも今の説明とリンクする部分です。
銀行のサーバーはハッキングがされないように高額な費用を払い厳重なセキリュティーで預金者のデータを守っています。しかしビットコインではシステム上で全ての取引を共有することにより悪意のある操作を試みようとした人物が現れたとしても、世界の半分以上のユーザーをハッキングして騙す必要があるので皆無に等しいです。
ビットコインのシステムの信頼性が高いとされている理由はここにあります。
これらのことを踏まえてビットコインが価値のあるものとされているのは、その希少性と機能性が多くのユーザーに評価されているからであると言うことです。
ビットコインの必要性
私たちが普段使っている「円」は国際的にも信頼性が最高レベルに高い通貨であったり、そもそも海外送金する必要性がない人も多くいると思いますが、それでもなお仮想通貨であるビットコインが必要となっている理由は、私たちが住んでいる日本ではあまり感じられないかも知れませんが世界の発展途上国では通貨の価値が下がり続けているケースもあります。
そうすると国が管理しているお金は価値の無いものとなり、いくらお金を持っていても無価値の紙切れを保持しているのと同じことになり得るのです。
極端の例ではありますが2008年のジンバブエでは政府が湯水の様に紙幣を発行し続けた結果、通貨の価値が下がり続け500mlの牛乳を買うのに600万ジンバブエドル、これは日本円に換算すると約239万円ものお金が必要となりました。
酷いインフレの元では日々お金の価値が下がる為、お金を取っていてもすぐに紙切れ同然になってしまうのです。
このような国においては、自国の通貨を持っているよりもビットコインの様に世界で共通の価値を持つ、消えることのない資産を持っておいた方が安全なのです。
ビットコインが発明された経緯
2008年にサトシ・ナカモトと名乗る匿名の人物の論文によってビットコインのシステムが提唱され始めました。
この匿名の人物によると、第三者の信用に依存しない電子取引のシステム、銀行や国の存在がなくても成り立つ取引システムを作りたかったと言う訳です。
匿名の人物とシステムの革新性や考え方に共感した技術者たちにより、ビットコインの開発が進められました。
そして2009年に最初の取引が始まりました。
当初は知名度もなく、誰も価値のある物だと考えてもいなかったので初めて値段がついた時には1ビットコインたったの0.07円でした。
2010年にはビットコインをお金と交換するための取引所(DMMなど)が現れ始め、この頃から一般の人々が仮想通貨を手にする人が出現し始めました。
2011年には最初のブームが訪れ1ビットコイン約1,500円にまで価値が上がりました。
2013年には1ビットコイン約12万円にまで上昇しましたがその後は約2万円程度にまで値が下がりました。
このように上がったり下がったりを繰り返しながら2017年には世界的に認知されるまでになりました。
DMMで口座開設してみよう
簡易解説手順
- 手続きはスマートフォンでもアプリをダウンロード出来ます。
→DMMサイトの指示に従って登録しましょう。 - DMMでは審査が通れば早ければ当日から取引を開始する事が出来ます。
DMMで仮想通貨を買うメリット
数多くある取引所の中でDMMをおすすめする理由がいくつかあります。
(1)信頼性の高さ
六本木に立派なビルを構えるDMMの本業は大人向けコンテンツビジネスです。
そこでの利益を使って次々に新しいビジネスを展開しています。
仮想通貨取引所もその1つです。
仮想通貨取引所は、顧客資産の流出や突然の凍結、顧客対応の評判の悪さ、ピーク時の取引所ダウン…etc
などと問題がある取引所が多い中、比較的安定していておすすめです。
(2)手数料の安さ
DMMでの手数料の安さは業界内トップクラスです。
例えば、
- 日本円の入出金手数料→無料
- ビットコイン、イーサリアム、リップルの入出庫手数料→無料
円や仮想通貨の出し入れは高い手数料を取る取引所が多い中、DMMは手数料が無料です。
DMMで仮想通貨を買うデメリット
(1)取り扱い仮想通貨が少ない
現物で購入できる仮想通貨がビットコイン、イーサリアム、リップルの3種類しかありません。
しかしビットコインは全ての仮想通貨の60%を占めているので、投資目的で買うならビットコインで十分だとも言えます。
まとめ
ビットコインは今はまだ、通貨のように物を買ったりする際には幅広く使用できる状態ではなくどちらかというと「ゴールド」の様に価値を保存しておく資産です。
今以上に人々の信頼を集めて価格が安定することになれば国境のない資産として進化する可能性を秘めている、そんな存在かも知れません。