資産運用

ほったらかして資産を増やす!?話題のほったらかし資産運用とは?

まだ投資を始めたことがない人でも、簡単に始められる最適な資産運用方法が、「ほったらかし」で資産を運用できるやり方です。

手間も時間も掛けずにほったらかすだけで資産を運用できるのがインデックス投資(インデックスファンドとも言う)です。

言葉だけ聞くと難しそうに感じてしまいますが、仕組みはとても簡単です。

今回は分かりやすくほったらかし資産運用の具体的なやり方も紹介します。

①ほったらかし資産運用に最適なインデックスファンドとは?

全世界中の株に広く薄く投資するのがインデックスファンドです。

投資のプロは投資する企業を1つ1つ調べ上げて、素人には出来ない分析をして日々投資するのですがこの方法は当たり外れが大きくリスクを伴います。

これに対して素人もしやすいインデックスファンドは株式市場全般に薄く広く投資するといったイメージです。

個別で見ると株価が下がっている株、上がっている株と様々ありますが、このインデックスファンドだと全世界の株を全体的に満遍なく平均的に安定して投資できます。

②ほったらかし資産運用に重要な事

それは、手数料がどれだけ掛かるかという点です。

インデックスファンドは手数料が低いです。

意外なことかもしれませんが投資をする上で最重要視する点は手数料が低いかどうかです。

投資は株を売り買いする度に手数料が掛かります。投資のプロが投資先を絞って投資する方法のことをアクティブ運用(アクティブファンド)と言います。このアクティブ運用の7~8割はいつもインデックス投資に負けているという調査結果もあります。

なぜインデックスファンドがアクティブファンドよりも良い成績が出せるかというと、インデックスファンドの方が手数料が安いからなのです。

インデックスファンドは毎月安い手数料を払ってほったらかしておくだけで投資が完結します。

もっと分かりやすく例えるなら、私たちの日々払っている年金などもほとんどがインデックス投資で運用されています。

③具体的にかかる手数料一覧

  • 株やファンドの購入時にかかる販売手数料
  • ファンドで運用してもらうとかかる運用手数料
  • 株のトレードをすると掛かる取引手数料
  • 外貨建ての資産を買うときに掛かる為替手数料
  • 口座開設、維持に掛かる口座手数料
  • その他

資産運用の鉄則の一つは手数料を払わないことにあります。

ファンドによっては運用手数料が年率2%になるようなところもあり、これは持ってるだけで毎年2%も支払わなければいけないことになります。

100万円投資したら1年間で2万円もの損失になります。

10年経ったら20万円も持っていかれることになります。

こんなに手数料を払っていたらお金が増えるわけがありません。これは資産運用をする上で初心者が陥る罠です。

初心者ほど高い手数料を払ったら高い成果が得られると勘違いしてしまう人もいるようですが、資産運用に関してはそんなことはありません。

④ほったらかし資産運用の具体的な手順

1)ほったらかし投資のための資金集めをしよう

3~6ヶ月分の生活資金を貯金することがほったらかし投資を運用するのに大事なことです。

まずはここから始めましょう。

例えば1ヶ月20万円で生活しているなら60万円~120万円の資金集めが必要です。

投資をする上で一番やってはいけない事は借金に手を出す事です。

借金につく金利はほったらかし投資運用で期待できる利率よりも遥かに高いからです。投資をするために借金をするのは絶対にやめましょう!

カードローンやカードのリボ払いのような短期的な借金も避けましょう。

また、生活資金の上限が6ヶ月程度というのにもちゃんとした理由があります。

もっとたくさん貯金してから投資を始めた方が良いと考えるのが普通でしょう。しかし十分なお金が集まってからと考えているとなかなか投資に踏み出せないのが事実です。

国の調査によると、日本人が投資を行わない理由の最も多い答えは、投資をできるだけの十分な資金がないからと回答する人が多かったようです。

必要分だけの資金が集まったら、早くから投資を始めて投資資金をほったらかして育てるという考えを持ちましょう。

2)損しても良い金額を知る

生活資金が確保できたら、次にやるべきことはリスクをとって運用する額を決めるという事です。

そのために考えなければいけない事は、「いくらまでなら損しても良いのか」です。

損しても良い額をなかなかピンと思いつくのは難しい人もいると思います。

そんな時は老後の生活資金が毎月1万円ずつ減っても問題が無いかを想像してみましょう。

1万円程度なら外食を減らしたらすぐに節約できそうな金額です。それくらいなら自分もできると思う人は、損しても大丈夫な金額は360万円だと言えるでしょう。

この数字は退職後の老後の年数を仮に30年だとすると、12ヶ月×30年で、老後は360ヶ月となります。

このことから老後の生活資金が毎月1万円減っても問題無いなら360万円損しても良いということになります。

3)リスクを取って運用する額を決める

損をしても良い金額が決まったら、次にすることは「リスクをとって運用する額を決める」ことです。

一見これを聞くと、損をする金額とリスクを取って運用する金額は一緒だと感じます。

具体的には損をしても良いと決めた金額の3倍がリスクを取っても良い金額になります。

損をしても良い金額が360万円なら、リスクを取っても良い金額は360万円×3で1080万円がリスクを取って運用する金額の上限となります。

1080万円が全てゼロになったら大変だと思うかもしれませんが、そのようなことはまずあり得ないので安心して下さい。

個別の株に投資をするならその企業が倒産した場合には株の価値はゼロになりますが、ほったらかし投資はインデックス投資なので、繰り返しますが、インデックス投資は世界中の株に広く薄く投資しているので投資した金額がゼロになるということは、世界中の企業が全て倒産した時です。そんなことは地球が滅亡しない限りあり得ないです。

現実的にはリスクを取って運用した時のお金は1年後には最悪1/3の損と最高4割の儲けという広い範囲で上下しながらも平均的に年間を通して5%の儲けが出ます。

このことから1080万円をほったらかし投資を運用しただけで平均して1年で54万円の資産が増える計算となります。

4)上限を超えたお金で国債を買う

生活資金を確保して、損をしても良い金額を決めて、その額を3倍した額をインデックスファンドでほったらかし投資運用してそれでもお金が余ったら国債を買うことをおすすめします。

国債とは国の借金の事で、言い換えれば価格がほぼ変化しない株です。

国債を買うことは銀行にお金を預けるのと同じくらい安心感があり、それどころか銀行にお金を預けることよりも安全といえるかもしれません。

当たり前の事ですが国は銀行よりも潰れにくいです。銀行が倒産したら預けていたお金は1000万円しか返ってきません。

仮に銀行に10億円預けておいたとしても返ってくるのは1000万円のみです。

このような理由からもほったらかし投資をして余ったお金で国債を買うのが良いのです。

銀行へ預けるにしても一つの銀行に1000万円まで預けるのが賢明でしょう。

5)お得な制度をフル活用する

国が用意してくれているiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)などという言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

iDeCoもNISAもどちらも税金が安くなる有利なお金の置き場所です。

例えばNISAを使って投資すると、儲けたお金に税金がかかりません。

iDeCoを使って投資を行うと投資額が所得から控除されて税金がかかりません。

これらの素晴らしい制度を活用する手はないでしょう!

iDeCoは投資をしたお金を60歳までは引き出せないというルールはありますが、ほったらかし投資でも基本的に資金を引き出すというケースはないので心配する必要はありません。

それよりもiDeCoは所得控除のメリットが多いので課税所得のある会社員や自営業者はなるべくiDeCoを限度額上限まで使うことをおすすめします。

NISAは種類が、「NISA」「つみたてNISA」2024年から開始する「新NISA」の3種類があります。

この3つのうち、どれか一つだけ選ぶことができます。

まとまったお金がある人は「NISA」から「新NISA」に移行、資金の無い人は「つみたてNISA」がおすすめです。

⑤まとめ

ほったらかし資産運用は持っているお金を運用資金と生活資金の2つに分ける。

土台に生活資金である3~6ヶ月分のお金を普通預金に納めたら、更に運用資金をリスク資産(全世界株式のインデックスファンド)と無リスク資産運用(1行1000万円以下の普通預金又は個人向け国債)に分ける。

これが鉄則です。

自分が持っているお金に合わせて賢くほったらかし投資運用をして焦らずに徐々に資産を増やしていきましょう!

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